2019年度 オフキャンパス報告会

オフキャンパス報告会

2020年2月7日、 オフキャンパス報告会を実施しました。
2018年度に引き続き、今回が2回目の開催となります。テーマは「社会貢献と地域連携」です。 遠隔会議システムを使用し、加盟6大学の学生が、ボランティアやサービスラーニング等の教室外体験学修について発表を行いました。 各大学の発表後、モデレーターの発問に対し、学生が自分たちの経験に基づいて意見交換を行いました。 成果だけでなく、活動の課題や自分たち以外の立場に立って活動がどのように評価されているか、 また、さらなるステップアップのためにどのような授業を受けるべきかなど、メタ的な視点でふりかえりを行いました。 今後も学生交流の一環として、また、より高次の学びにつなげる機会として、オフキャンパス報告会を継続していきます。

淑徳大学

No imgae

遺児の進学支援を考える
~あしなが育英会での活動を通して~

あしなが育英会においては、奨学生に対し奨学金の支援だけでなく、様々な活動を通した学びの機会を提供している。今回は、私が取り組んできた遺児支援の募金活動である「あしなが学生募金活動」とあしなが奨学金を受けている高校生が対象のサマーキャンプである「つどい」の2つの活動を発表し、皆さんと「遺児の進学支援」について以下の3つの課題について意見交換していきたい。
1.「遺児の進学において経済的に苦しい家庭が多い」こと。
2.「遺児の進学において相談相手に困っている」こと。
3.「当事者団体であるが、活動の熱量に大きな差がみられる」こと

共愛学園前橋国際大学

共愛 COCO
-平出における地域資源の発掘とアーカイブ化による ESD-

過疎化がすすむ、みなかみ町藤原地区平出集落に学生プロジェクト(共愛COCO)が通い始めて4年が経過した。 その成果として、地域住民と学生の人的なネットワークが形成され、毎週学生が平出集落を訪問し、農作業や保全作業を行う「週末みまもり隊」活動が継続している。 昨年度、共愛COCOメンバーは平出集落の関係人口を創出することを目標にして活動した。今年度は、さらに地域の価値を多面的に発掘しながら、それをドキュメントや映像で記録(アーカイブ化)して、Webサイトで発信する作業を行っていきたいと考えている。 さらにSDGsの指標の1つである「住み続けられるまちづくりを」というテーマを掲げ、学生自身さらに都市部の小中学生への環境教育ESD(Education for Sustainable Development)につながる取り組みを行っていきたい。

北陸学院大学

ミッション・クリエーショングループ
地域の子育て支援ボランティア

ミッション・クリエーショングループは、子ども教育を専攻する学生を軸としつつ、大学、短期大学部の全学部、全学科の学生を募集対象とし、子育てに関わる地域支援を行うこと、その支援を通して学生が幼児教育に対する理解と実践力を深めることを目的として2008年度に結成したボランティアグループです。行政や地域団体からの依頼を受け、活動ごとにメンバーを毎回募り、イベントブースの運営やステージパフォーマンスなどを行っています。他の学科と連携することで、それぞれの専門性を活かしたボランティア活動を行っていきたいと思っています。
活動紹介を通し、さまざまなエピソードから、子どもとの関わりかたや環境構成の仕方などの気づきについてまとめました。

富山国際大学

学生から、学生で、学生が行う子ども食堂
~ ちょっこ おいでま こども食堂キャンバスの実践 ~

2019年4月、富山国際大学呉羽キャンパスに、県内初の大学生運営による新しいこども食堂「ちょっこ おいでま こども食堂キャンバス」がオープンするという物語(第3章)がスタートしました。
第1章(2017年度)「思考編」、第2章(2018年度)「試行編」を経て、第3章の今年度は、「施行編」です。原則第4土曜日を開催日とし、学生食堂運営委託会社である㈱フードシステムとの本格的な協働に加え、各サークルや富山短期大学食物栄養学科のほか富山市社会福祉協議会ボランティアセンターとも連携し、地域の様々な活動の場も取り入れた、これまでにない新しい機能を発揮させた活動内容となっています。 今後も、このような私たちの自主活動(“大学生から”つくり始める「自発性」、“大学生で”つくっていく「自律性」、“大学生が”つくっていく「主体性」)を生きた教材としてまとめていきたいと思います。

宮崎国際大学

No imgae

“虹色カフェ”の活動から学んだ多様性の重要性について

社会学のクラスをきっかけに、初めて学んだ“性の多様性”や“LGBTQ”、“日本における多様性の課題”、その後のカリフォルニア留学を通して訪れた、「LGBTQAPrideCenter」という施設や「LGBTQAPride」等のイベント、そして留学後に参加したMiyazakiRainbowViewさんが主催するオープンミーティング、これらの経験や体験をもとに、「MICのすべての学生・教員にとって安全な場所を作る。そのためにみんなで話し合い、考えを共有しながらより良い環境づくりを目指します」を目的に活動するLGBTQA学習・Allyサークル“虹色カフェ”を設立しました。現在は1年生~4年生までが3週間に1回、学習会を開き、考えや意見を共有したり、実際に当事者の方からお話を聞くなど、「LGBTQA」についての学びを深め、より「LGBTQAフレンドリー校」を作ることを目標に活動しています。

関西国際大学

グローバルスタディⅢ
(フィリピン/2019夏セブ)で学んだこと

サービスラーニングプログラムとして、「世界に広げる日本の『安全・安心』:より良い生活環境の構築を目指す教育支援」をテーマに、3回の予習課題、13回の事前学習、23日間の期中活動、7回の事後学習に16名の学生が参加した。 予習課題と事前学習では、日本とフィリピンの歴史的関係や現地活動に与える影響、経済格差の実態と市民生活に関する考察を深め、貢献活動に向けた準備を進めていった。期中活動は、「理解する」「実践する」「発展させる」といった3つの段階で取り組んだ。全ての活動は、現地関係者からの中間評価をもとに修正を加えることで、期中活動の最終日にはより良い評価へと発展させることができた。 事後学習では、7回のレポートを通して学びを深めている。1月末には総括レポートを提出する予定である。

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