2023年度 オフキャンパス報告会

オフキャンパス報告会

2023年12月19日、 オフキャンパス報告会を実施しました。
コロナ渦を経て、今回が3回目の開催となります。テーマは「社会貢献と地域連携」です。 遠隔会議システムを使用し、加盟5大学の学生が、ボランティアやサービスラーニング等の教室外体験学修について発表を行いました。 各大学の発表後、モデレーターの発問に対し、学生が自分たちの経験に基づいて意見交換を行いました。 成果だけでなく、活動の課題や自分たち以外の立場に立って活動がどのように評価されているか、 また、さらなるステップアップのためにどのような授業を受けるべきかなど、メタ的な視点でふりかえりを行いました。 今後も学生交流の一環として、また、より高次の学びにつなげる機会として、オフキャンパス報告会を継続していきます。

共愛学園前橋国際大学

共愛 COCO
-共愛COCOが生み出す みなかみの新たな価値 ESD-

共愛COCOは、平出集落の孫のような存在になれるよう、日々活動をしています。
みまもり隊として、月に3~4回、農作業や雪かきなどの手伝い、地域行事の参加、戸別訪問、環境保全活動を行い、年に一度の合宿を実施し、現地での活動を通して限界集落の現状と課題に向き合い、住民の方との交流を通してコミュニケーション能力の向上を目的としています。
今年度はみなかみ町役場やみなかみ町観光協会の方々とより親密な関係性を築き、商品開発やテストツアーの発案など、学生視点からみなかみ町の魅力を発信し、価値創出していきます。

北陸学院大学

-オフキャンパス報告会 写真洗浄・サロン活動-

写真洗浄とは、水害によって状態の悪くなった写真を、印刷の状態の良い部分は残しながら、清潔できれいに仕上げて持ち主のもとに返す活動です。データとして保存できなかった頃に撮られた写真は、思い出が詰まった唯一のもの。持ち主が思い出に浸り、少しでも安らぎの気持ちを得られることを目的としています。サロン活動は、公民館などを使い、地域住民同士や私達学生とゆっくり過ごすことのできる時間を作る活動です。お茶っこで飲み物やお菓子、軽食などを提供してコミュニケーションの場を作り、孤立を防ぎます。足湯ボランティアでは手の揉みほぐしをしながら傾聴活動を行い、行政には言いにくい悩みを学生がキャッチ、公的な支援へ繋げることを目的としています。

富山国際大学

学生から、学生で、学生が行う子ども食堂
~ ちょっこ おいでま こども食堂キャンバスの実践 ~

第1章(2017年度)「思考編」から始まった「ちょっこおいでまこども食堂キャンバス」も、第5章「趣向編」となり、2020年12月には、「第6回全国学生団体総選挙」の食・農業部門でグランプリを受賞しました。子ども達との関わりや、㈱フードシステム、大阪屋ショップ(呉羽店)、富山短期大学など、地域とのつながりもでき、毎月第四土曜日に活動を続けてきましたが、新型コロナ感染症がまん延し、こども達と関わる機会が急激に減少。ピンチをチャンスにと、趣向を凝らした持続可能な二大プロジェクト「ずっと大学で」=居場所としての価値をより強化、「もっと大学から」=農福連携、を展開しました。プラス(+)からかける(×)へ。今後も、ずっと大学で、もっと大学から、をテーマに活動を続けていきます。

宮崎国際大学

-ジェンダー平等と教育の重要性-

タイのスタディーツアーに参加して、移民やスラム街への支援団体は、教育の機会を提供し、自立し社会に出るサイクルを作っていることを知り、教育こそが貧困の連鎖を断ち切るものと気付きました。また、性暴力を含むあらゆる暴力から自分を守り、性被害を受けたと気付いて声を上げるには知識が必要であり、進路選択や職業選択をする中で昔からの固定観念やバイアスにとらわれ性別により諦めない為にも、子ども達へのジェンダー教育が重要と感じました。今後の教育現場では、世界で巻き起こる課題に対して、自分事として捉え行動できる、主体的に学び行動できるような開発教育の実践が必要不可欠です。日本と世界の未来は教育がカギを握ると思います。

関西国際大学

-みんなが集う地域のごちゃまぜ居場所実践報告-

「地域や実践現場の多様な課題に基づいた教育・福祉の、安全・安心とは(地域住民にとって安全・安心のまちづくり)」を学習テーマに、2年生のゼミ(子どもやその保護者にとって安全・安心できるコミュニティについてディスカッション)+インターンシップ活動として、シェア型図書館「さんわにあるみんなのとしょかん さんとしょ」を拠点に、子どもや保護者と関わる活動を実践しました。6-7月はとしょ係として来館者と関わり、8月には小学生向けの夏休み宿題サポートを実施、12月には放課後の居場所づくりとして子どもとその保護者が一緒に遊べるイベントを実施しました。




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