複雑な現代社会においては、主体的に考え行動できる力を持ち、予測困難な 時代に対応できる人材の育成が求められている。また、18歳人口が減少し、学生の多様化が進む中、中小規模の大学はそれぞれの特色を生かし、より教育力の高い大学へと改革を行い、地域に貢献してゆくことが急務となっている。しかし、中小規模の地方私立大学にとって、単独で教育改革を行うことは大変難しい課題である。
本協議会では、「地域を超えた中小規模大学の連携」をもって、それぞれの大学がその地域にとって特色ある大学として必要かつ重要な存在となるよう、共同して課題解決をすることを目的としている。
本協議会は平成24年度~平成28年度に採択された文部科学省大学間連携共同教 育推進事業「主体的な学びのための教学マネジメントシステムの構築」での取組に端を発し、そこで得られた知見を継承し、さらなる事業展開をしてゆくため、平成28年5月に一般社団法人として設立に至った。
平成24年度〜平成28年度 文部科学省大学間連携共同教育推進事業
「主体的な学びのための教学マネジメントシステムの構築」 WEBサイト
平成24~28年度最終報告書
最終報告書 全ページ <PDF>
学生の主体的な活動と学修成果の獲得を意識したアクティブラーニング型授業の要件<PDF>
学生の主体的な活動と学修成果の獲得を意図した教室外プログラムの要件<PDF>
本ルーブリックをダウンロードして教育・研究目的で使用していただけます。使用の際は、下記お問合せ先までメールにてご一報ください。
VALUE ルーブリックは、全米の大学を代表する専門教職員が、学習の成果に関する各大学のルーブリックや関連文書を調査し、 教職員からのフィードバックを参考にして作成されたものである。このルーブリックは、段階的達成レベルを示す能力指標により、各学習成果の原則的な基準を示すものである。 このルーブリックは、各大学が学生の学習を評価し考察する目的で使用するものであり、成績をつけるために使用するものではない。 この 15 の VALUE ルーブリックに示された学生に期待される能力に関しては、各大学、専門分野、コースに応じて、それぞれの解釈が可能である。 VALUE ルーブリックは、学生の成果に関し共通の手段と理解を共有することで、すべての学部レベルの機関での学生の学習を、一つの基本的な期待レベルの枠組みの中で位置づけるためのものである。 大学間連携事業では、このVALUE ルーブリックの和訳を行い、ルーブリック開発のための研究資料として活用してきた。
高等教育機関(大学及び短期大学)における教育改革に係る研究ならびに学生教育の充実等に関する大学等連携推進業務等を行い、大学等の緊密な連携の推進による教育水準の向上、大学の機能強化に資するとともに、地域社会の発展に貢献することを目的とする。
定款 第2章第3条より
大学等連携推進方針
大学等連携推進方針<PDF>